世界の三大滝は、カナダのナイヤガラの滝、南米のイグアスの滝、そしてアフリカのビクトリアの滝である。この世界三大滝を見るのが長年の夢であった。今回のアフリカ旅行でビクトリアの滝に行くことが出来夢が叶った。
ナイヤガラの滝は、エリー湖の水がセントローデンス川を流下しオンタリオ湖へと抜ける要衝にあり、アメリカとカナダの国境でもある。エリー湖の水は、その先端で落差50mの大断崖を巨大な飛沫となって一気に流れ落ち、渓谷を築きながらオンタリオ湖に注いでいる。
右がカナダ滝、左はアメリカ滝 アメリカ滝のほうが少し大きい
スカイロンタワーから見たナイヤガラ
滝の上流
スカイロンタワーから見たアメリカ、カナダ滝
滝には霧の乙女号が就航しており滝壺の真下までいける
下流から滝を望む
セントローデンス川
イグアスの滝は、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイの3国が国境を接するところにある。パラナ川とイグアス川の合流点近くにある世界最大の滝である。大小300以上の滝が4キロにわたって断崖を水が轟音とともに落下している姿は壮観である。
虹の懸かった美しいイグアス。左の大きい滝がが悪魔の喉笛といわれるところ

ヘリコプターから見たイグアスの滝の全景
アルゼンチン側から見た滝
悪魔の喉笛
正面から見た悪魔の喉笛。次の写真はいろいろの方向から見た悪魔の喉笛

近くから見た悪魔の喉笛飛沫が全身にかかりすごい迫力
展望台から見た滝
展望台から見た滝
ボートに乗り悪魔の喉笛を正面から見た。手前には虹がかかり滝の圧倒的な迫力と美しさは言葉では表し難い
ビクトリアの滝は、1855年イギリス人探検家デビッド.リビングストーンによって発見された。当時のイギリスの女王の名前を取りビクトリアフォールズと命名されたが、現地では「モシ オア ツンヤ」(雷鳴のとどろく水煙)と呼ばれていた。
ビクトリアの滝は、デビルズキャタラクト、メインフォールズ、ホースシューフォールズ、レインボーキャタラクト、アームチェアフォールズ、イースタンキャタラクトアフォールズの6つのパートに分かれている。滝の最大幅は1,700m最も深い滝壷は落差108mの大瀑布である。今回訪れた時期は乾季の終わり雨季の始まった時であったので水量が少なく、デビルズ、メインを除きホースシュールズ等の滝は見られなかったのが残念。
これはヘリコプターから撮った滝の全景。スケールの大きさがよく解る
上空から角度を変えて撮影した
ビクトリアフォールズで一番大きいメインフォールズ
メインフォールズ
角度を変えて撮ると滝の趣がまた変わる
メインフォールズ 水煙から降り注ぐ飛沫で傘が必要であった
メインフォールズ
デビルズキャタラクト
ビクトリアの滝を発見したイギリスの探検家デビッド.リビングストーンの像。滝の見える位置にあり、自分が発見した滝を見守っている。